今回は、発達障害《ASD(自閉症スペクトラム/旧アスペルガー) ADHD(注意欠如・多動症)》 及びグレーゾーンの人が、日々どうやったら少しでも楽に過ごせるかのハック、
著者の借金玉さん自身が発達障害であり、SNSを通じて発信していた内容をまとめた本のご紹介です。
最近はSNSで自らの経験を元にした、日々の生活改善や情報を発信する発達障害の方がたくさん出てきて、嬉しく思います。
ですが情報が多すぎるゆえ、発信されている情報全てを鵜呑みにして正しいなんて思わないようにしなければならない自己責任の部分も多く、
自己分析やメタ認知の苦手な発達障害者にとって、見極める目が非常に重要になってきていると感じます。
ASD的 メタ認知
運営者きょまタローは、自身が
発達障害グレーゾーンで ASD ≥ ADHD 傾向です。
そのため、まず一つ言えるのは、ASD(自閉スペクトラム症/旧アスペルガー)傾向の人が何か発言している内容は、
脳的に本当のことしか表現できないタイプなので
思い込んでいたり、信じちゃって疑わないこと以外を引き算すれば、
根本は事実に元づいている判断なので、嘘偽りがないと受け止めて差し支えないと思います。
少し理屈っぽいのが玉にキズかもしれませんが W
ADHD的 メタ認知
ADHD(注意欠如・多動症)的要素が強い人が発信している内容は、
その方の中で流行っていることと、主観に流されている部分を差し引いて受け止めれば
直感が鋭いゆえ、芯を食っているところはまさしく”慧眼”の要素に匹敵し
人の心を揺さぶるに十分な内容だと判断 できると思います。
面倒臭いことが苦手なので、自分に都合のいい簡単な答えにすがりがちな点に気をつければ尚OKです。 W
まず受け止める側の人は自分の傾向と、発信者の傾向の両方を十分判断した上で
本を読んだりSNSの配信をキャッチした方がいいのではないかと考えます。
発達障害の便利ハックに関して
前置きが長くなってすみません。
最近たくさんの本の情報を受け止める側として
気をつけなきゃなんない部分が多いなぁと感じることが頻繁にあって
混乱している発達障害ビジネスなる現状を吟味した上で、お節介ながらお伝えした次第です。
と言いますのも、、、
こちらの本
『発達障害サバイバルガイド 「あたりまえ」がやれない僕らがどうにか生きていくコツ』 借金玉:著 ダイヤモンド社
の最後に、著者の借金玉さんが「ハックに振り回されないで。仕事では使った方が楽になるけど、プライベートまでハックを使わない方があなた自身でいられるのだから、、」
と書いておられたのが、きょまタローには何より胸に響いたものなので。
本の内容紹介です
ADHDと診断を受け、ASD要素も持つ借金玉さん。
一流大学を卒業し有名会社に就職するも、全くマルチタスクができず無能であることに気付かされ退社。
自身で事業を立ち上げ成功するが、その後急転落し多額の借金を背負い倒産。
知り合いに助けてもらいながら、平社員として不動産会社で0スタートするうち
自身が積み上げていった発達障害のハックをSNSで発信し、それが本として出版される。
そんな借金玉さんの著作です。
ADHD ASD 向いている仕事とは
あまた、たくさんあるハックの中、きょまタローが納得し安心した部分を抜粋させてもらいます。
Hack43 :「むいていない仕事」を徹底的に避ける
この世で職業は4つに分類できる、
⑵「成果物」評価型業務:ASDに向いている
⑶「作業」評価型業務:定型向き
⑷「マネジメント」評価型業務:定型向き
ADHDの人は、過程ではなく結果が重視され独力で成果を追い求める「営業」職が才能を活かせる
ASDは、専門部門技能を生かした何か作る仕事「プログラマー」「デザイナー」に就労傾向が多い
*⑶ ⑷ はそれぞれ ⑴ ⑵ に多少関わってくる場合もあり
本はこんな人にオススメ
きょまタローはアラフィフなので、紆余曲折の上自分の適正に気がつかされましたが
借金玉さんが30代でこれだけのハックを導き出しているのに脱帽です。
もし、今現在発達障害に関して悩んでいる真っ只中の大人の方や、
お子さんが発達障害で将来が見えない不安が一杯のお母さんなど
未来に光が少しでも見えるよう応援の意味も込めまして、こちらの本を読んでみてはいかがでしょうか。