先日、仕事に関しての取材というものを、生まれて初めて受けました。
記事やコンテンツをフリー配信する情報サイトではなく、お金の介入した商用サイトの取材でした。
さて今回は、初めての体験で、発達障害《ASD(自閉症スペクトラム/旧アスペルガー) ADHD(注意欠如・多動症)》グレーゾーンの自分が
どのようなジタバタ劇を繰り広げたか、感想含め書いていきたいと思います。
セルフプロデュース?!
数年前、仕事で自己紹介の動画撮影をしたことがあり(やはり商用サイト掲載のため)、
その時に 他者のプロデュースに乗っかるのが下手な自分 を、痛感しました。
今回はそれを糧にするべく、どうにか成長したいとの思いがありました。
そう、確かにあったのです 5月までは。
コロナが挟まってしまい、どうも集中力が切れてしまったようで、
最初の高揚感はどこかに消え去り、正直なところ
「なんか、面倒くさいぞ・・・」 との気持ちが発生。
完全にADHDが発動しちゃっていました。
できるのか、自己紹介
取材内容は、仕事に関するアピールや目標など、いわゆるフリーランス事業のPRです。
そうです、発達障害《ASD(自閉スペクトラム症/旧アスペルガー) ADHD(注意欠如・多動症)》の人が苦手な自己紹介。
ライトでキャッチー、さらりと自己アピールなんて、その場の状況でできるのか自信なしです。
業務内容については、事実を話せばいいので ASD的にOKですが、専門的なことを喋りすぎないよう、気をつけなければいけません。
注意点を頭に叩き込み、喋る内容のポイントを箇条書きし、
モチベーションを上げるべく、掲載サイトの他の記事に目を通したりしながら、当日を迎えました。
嵐の中の取材
「あ・嵐じゃないの?!」
その日は、暴風雨真っ只中で、暑い、雨、強風 の三つ巴。
せっかくセットした髪とメイクは、駅までの道のりで全部びしょ濡れ、服もシワシワです。
その時点でもう家に帰りたくて仕方ありません。
が、大人の約束で、別の日に延期なんて無理です。
ある意味、もうなんでもいいや的な開き直りの気持ちの中で どうにか現場へたどり着き取材をうけ、
写真を撮って帰ってきたはずですが、その間の記憶がほとんどない・・
発達障害あるあるですね しんどい事や渦中のことを脳が処理仕切れず、脳内メモリから転がり落ちて
どこかへ置いてきてしまった模様です w
家に着くとバッタリでした。自分の想定外のことばかりで、そうとう疲れたんだと思います。
ASD ADHD の偏りっぷり
後日、写真と掲載予定の記事が送られてきて、チェックを入れることに。
目を通して驚いたのは、業務内容を大きく分けて「A」「B」 あるとすると、自分の好きな「B」のことしか話していない、
ライターさんは聞き上手なので、延々自分は「B」を楽しそうに話していたに違いありません。
気をつけていたにもかかわらず ASD ADHD が、やはり顔をだしていました。
「A」 は人気がある、依頼の多い業務です。
これではまずいと、大急ぎで加筆し、全体のバランスをとるよう修正することに。
写真は、暴風雨だった時点で既に諦めていたので、改めて自分で撮り直して送ることにしました。
しかし、この安易に決めてしまった「自撮り写真」で、しなくていい苦労を背負い込むことに、、、
自撮り写真をなめていた発達障害グレーゾーン。
次回 「発達障害グレーゾーン 取材を受ける(2) プロフィール写真自撮り編」に続きます。