マンガ大好き少女時代
春ですね、のんのんとして過ごしております、
発達障害《ASD(自閉症スペクトラム/旧アスペルガー) ADHD(注意欠如・多動症)》グレーゾーンの
管理人きょまタローです。
漫画は日本の文化になりました。
私の少女〜中年までは、漫画生活が主軸でありました。
今は世間の認知も深く、簡単にマンガ好きを公言できる世の中になりました。
いい時代です W
久々にきたマンガ”スキップとローファー”
アラフィフで、遠視と乱視と老眼ミックスなため
近距離の細かいものが見づらくなってから、マンガは余程ハマるもの以外は
疲れてしまって読めなくなってきました。
悲しいですねぇ
そんな中で、久々に心に彩を与えてくれた
スキップとローファー1〜8巻(2023/4現在) 高松 美咲:著 講談社アフタヌーンKC
のご紹介です。
運命はさらりとやってくる
運営者きょまタローの傾向は↓こちらです。
- ASD ≧ ADHD
- グレーゾーンで、ギリギリ社会生活を営んでいる
*個々違う特性があると思うので、あくまでも参考として読んでください。
この作品はダヴィンチか何かで紹介されていて、何の気なしに図書館で借りたんですね。
高校デビューで、不器用な女の子が、ヒエラルキーに揉まれながらも
天然の素直さで、それを受け入れたり乗り越えたりする話、と読んだ気がします。
表紙の主人公があんまり美形ではないのと、カチカチのポーズでスキップしている感じに
興味を惹かれたんでしょうかね。
ハードル低く読み始めたんですけど、もう途中からは
笑いと涙と、読み直し(ページを遡って)の繰り返しでした。
激動の小学校生活
いけてるグループ→
学級委員(絶好調期)→
転校(発達障害ASDの側面がニョキニョキ頭角を表し始める)→
底辺女子グループからもハブられる→
ようやく自分の身の丈にあった友達と出会う(自分の振る舞い方を理解した結果)
と、価値観がめちゃくちゃ変動する学校生活を送りました。
詳しくはこちらから↓
努力と忍耐の高校人間関係
中学は持ち上がりだったので、ギリギリですがことなきを得ました。
が、新らしい環境の高校生活 は、思ってもいない試練続きに。
女子が、格段に言わずもがない世界に突入しており、全く馴染めなかったのです。
中学時代に固執するのは良くないと思い、環境に馴染める努力はなんでもしました。
高校1年1、2学期生活は我慢と忍耐の日々が続き、、、
そしてようやくきょまは
「*面白ガール」(言い方が古かったらごめんなさい)の地位を確立し(たぶん)、
どうにか受け入れてもらえたのだと思います。
*今でいう不思議ちゃん枠ですかね ww
思春期の葛藤
スキップとローファーの主人公、「岩倉美津未」は地方の過疎地育ち、
ど田舎で、小中学校を少ない仲間だけで暮らしてきた、おぼこい娘さんです。
将来は官僚になって地方再生を夢見る、純粋な、勉強のとてもできる子。
そんな真実一路の子が、都内の進学高校に入り、自分の価値観が揺らいだり、
シビアなピラミッド構図を体感、超モテ男子への恋心をどう消化していくのか、そんなところが読みどころかと思います。
でもねぇ、、
きょまタローはこのおぼこい子を見ていると、自分の思春期に重ねちゃってしょうがない w
そんな人多いのではないでしょうか。
みつみちゃんとは
みつみちゃんは、純粋真っ直ぐさんです。
掛け値なく、目の前の課題に全力投球して臨むのだけど、ちょっとズレている。
大事な時に転んだり、眠れなくなってすごい顔で登校してきたり、、
冗談で周りを和ませようとして、周囲を凍りつかせたりもします w
でも、そこでいじけないんです。
相手をマウントや試したりせず、素直に信頼して委ねる。
みつみちゃんは、周りをも巻き込んで充実した高校生活を進んでいきます。
親友Uちゃん
読んでいると、小学高学年から中学にかけての親友Uちゃんを思い出します。
きょまタロー(ASD(自閉スペクトラム症/旧アスペルガー))の順応性のなさ、自分への客観視ゼロな感じと
Uちゃんの天才的頭脳と驚異的運動音痴なところ
双方混じり合った感じが「みつみちゃん」なのです。
お勧め本として
ノスタルジックで、純粋なものを応援したくなる感覚が心地よい
【 スキップとローファー】、読んでみませんか。
ミツミちゃん以外のキャラでも、絶対に自己投影しちゃいますよ!!