フリーランスで仕事をしているのでラジオ生活者です。
「文化放送 大竹まこと ゴールデンラジオ!」を時々聴きます。
http://www.joqr.co.jp/golden/
木曜は光浦靖子さんがレギュラーです。
コロナ以降、光浦さんは妹さん家族のところに居候していたとのことで(現在は違うようです)
姪っ子とのやりとりや、居候の心得など淡々と話されていて
時に思わず「ぷっ」 と吹き出してしまうエピソードも。
でも、そもそもなぜ家がないのかな? という違和感はずっと感じていました。
発達障害《ASD(自閉症スペクトラム/旧アスペルガー) ADHD(注意欠如・多動症)》グレーゾーンの運営者きょまタローは
昔から、朴念仁で空気を読めないところがありますが
他の人がスルーしてしまうような些細な事が違和感として残ることが多々あります。
光浦さんのYahooニュース
最近こんな記事が Yahooニュース に上がりました。
光浦靖子「49歳になりまして」芸歴28年・もう一つの人生も回収したい「文藝春秋」11月号「巻頭随筆」より
https://bunshun.jp/articles/-/40804
読んでいくにつれ、自然と涙が・・・
やっちゃん(心の中でいつも光浦さんをこう呼んでいます)
大変だったんだね
ラジオで感じた違和感は、光浦さんが芸能人故に深刻な事情を
一部端折っておもしろエピソードに変換して話していたからだったんだ、、、
率直に包み隠さない49歳
コロナでこれまで当たり前だったことが、全然当たり前じゃなくなる
価値観がガラリと変わる
受け入れられない人は、取り残されたり心に負荷がかかってしまう
今はそんな時期です。
先行き不透明にも関わらず、ただただやり過ごすしかないのは
精神にボディーブローのようにダメージを与えます。
予定していたことが返上され、光浦さんとしては焦りや、生活基盤の家がないことでとても不安定だったはず。
ラジオで話していたのは、本音とサービス精神と、不安がないまぜになった
大人の自立した女性の、生き様そのものだったのではないでしょうか。
49歳アラフィフの心持ち
「文藝春秋」11月号の記事を読んでなぜ涙が出たのかなと考えてみると
同情とかそういう気持ちでは全くなく
光浦さんの正直な言葉が胸に刺さったからです。
学生時代バイトを次々とクビになる
入った大学で落ちこぼれる(超優秀な学校ですが)
一芸に秀でていない
などなど。
第一線で活躍し続け、知的で飄々とした芸風が売り、女芸人の信頼が厚い光浦さんのイメージですが
薄皮一枚で隔てられたその内側は不安だらけで、
40、50代の女性の悩みは果てしないことに気がつかされます。
アラフィフの心持ち
きょまタローはブログを書くことで、発達障害グレーゾーンの中年女性
ASD(自閉スペクトラム症/旧アスペルガー) ≥ ADHD(注意欠如・多動症)
が漠然ともつ不安を形としてまとめ、そうすることで対処できるようになりました。
フリーランスの不安もありますし、健康をいつまで保てるかなど悩みはつきません。
そうそう、病院が嫌いですがとうとう昨日マンモグラフィー(乳がん検診)に何年かぶりに行きました。
びっくりするほど痛くて、あまりの痛さにマスクの下で笑ってしまいました。
すごく原始的な装置ですよね。挟んで調べるって、、、
話が逸れてすみません。
結局のところ、いいことわるいこと、全部引き受けて生きていくものだと気が付き始めるのが
45歳前後でしょうか。
だったらやることはやって(やり過ごして)、あとは呑気に暮らしたいな(好きなことは惜しみなく努力するという意味です)
そうするにはどうしようかな、、と具体的な方法を模索し始めるのがアラフィフなのかもしれません。
光浦さん、あなたの語りは人の役にたっていますよ。
それだけでもありがたい存在です。芸能活動頑張ってください。