「食事で良くなる!子供の発達障害」を読んで意識を変える

大人の発達障害グレーゾーンとは、ASDやADHD腸内環境と食事

発達障害ASD(自閉スペクトラム症/旧アスペルガー) ADHD(注意欠如・多動症)》の子供には、特定の栄養素が足りておらず、それが脳の働きを妨げているのではないかと、最近考えられて始めています。

うつ消しごはん」がバズったように、栄養素と精神疾患との相関関係が、今注目されています。
食べる物で体が変わるのならば、発達障害も食事(栄養バランス)で改善されるのではないかと、こちらの本を読みました。



「食事で良くなる!子供の発達障害 (たんぱく質と鉄分の不足が子供を蝕む) 」ともだかずこ:著, 藤川徳美:監修

この本は、サイズが小さく、字が大きく非常に読みやすいです。
この手の栄養学の本は、研究結果などがつらつらと並べられ、結果何を食べればいいの?というものが多いのですが、簡潔且つ率直に「鉄とタンパク質を摂りなさい」と伝えています。



発達障害に必要な栄養

本では「」「タンパク質」「良質な脂質」を摂り、「糖質(炭水化物)」を控えることを推奨しています。簡単なレシピなどが中程に掲載されています。

何より、著者のお子さんが発達障害であり、実践の結果、症状が改善された体験談が載っているので参考になります。

この本はメルカリでも完売です。それだけ発達障害のお子さんを抱え、日々切磋琢磨しているお母さんがたくさんいるということなんでしょうか。




発達障害児は増えている?

日本では諸説ありますが、小学生以上の15人に1人は「発達障害」の症状を持っている、と聞きました。
海外映画やドラマでは、頻繁に「発達障害」の存在、特にADHD子供が出てくるのを目にします。

もし本当にADHDの子供が増えているのであれば、それはやはり食生活の影響が大きのではないか、ジャンクフードや炭水化物過多の食事です。

心身ともに健康に近づくためには、まず食生活を見直すのが大事なのかもしれません。