自分の仕事のなかには「接客業務」が含まれます。
もちろん得意ではない、ASD(自閉スペクトラム症/旧アスペルガー)がベースなので、人の考えていることを自然と汲み取ることが苦手です。
業務内容をマニュアル化し、接客もその要領でどうにか探りながらやっています。
グレーゾーンを認識してからは、お客さんへの対応も変化、客観的に見るようになりました。
魅力的なお客さん
そうか
そんな中で、自分のお客さんは、発達障害(もしくはそういう傾向のある人)の割合が高いことに気が付きました。
お医者さんではないので、決めつけはいけませんが、いわゆる発達障害に見られる言動が多いかもしれないと。
出会った女性、ADHD(注意欠如・多動症)的な女性、せわしなくおっちょこちょい、でもセンスが良くとても楽しそうでキラキラしている、魅力的で応援したくなるようなオーラの持ち主、これを仮にAさんとします。
「見るだけでわかる! 大人の発達障害のための段取りノート術」吉濱ツトム:著
Aさんは嵐のように私の前に現れまして、彼女の開業をお手伝することになりました。
が、ある日を境に、メールの返信がこない、約束のドタキャンなどの問題行動が次々と続くように。
以前であれば、自分に落ち度があったのではと、不安で自信を無くしていたところですが、Aさんを客観的に見て、情緒に波があり気分屋であると判断しました。
個人的には魅力的で好意を持っていましたが、一緒に仕事をするのは無理であると考え、徐々にお付き合いを終わらせていきました。
本当のわけは
その後一年が経過、ふとAさんの近況はどうだろうかとSNSを見てみました。
ブログを複数運営していることが分かり、その1つはAさんが本音をぶっちゃけるものであり、見たいような見たくないような。
意を決し読んでみると、Aさんに問題行動が起きていた時には、2つのことに没頭していたようで
そうかそうか、そうだったか・・
発達障害者と結婚というもの
発達障害であることをカミングアウトし、現在カウンセラーを軸に活動してらっしゃる吉澤ツトムさん。
こちらの本は既婚者としての立場で読み
「自分が結婚できたこと、続けていけていることはキセキに近い、旦那さんのおおらかな心の賜物だ」と、改めて感謝。
そして、とりあえずAさんのブログはこれからも定期的に見ていこうと思います。