コロナに翻弄される日々、疲弊しますね心が。
我慢が苦手な発達障害《ASD(自閉症スペクトラム/旧アスペルガー) ADHD(注意欠如・多動症)》およびグレーゾーンとしましては
緊急事態宣言で外出自粛の中、どのように気を散すかが、心穏やかに過ごす決め手になってきます。
規則正しい生活を送る、散歩する、猫にちょっかいを出す
他に何をしようかな、、と考えて「そうだ 海外ドラマを見まくる」ことにしました。
今回はパート3、発達障害の名物キャラや、名バイブレイヤーが出ているオススメの海外ドラマを紹介していこうかと思います。
【ミステリー in パラダイス 】
シーズン1,2
カリブ海のセント・マリー島、呑気な空気流れるこのリゾート地にイギリスから派遣されてきた刑事「リチャード」。
彼は、暑い島でも決してスーツを脱がず、性格はクソがつくほどの生真面目です。
のんびりした風土のなかで、一人せかせかと仕事に邁進し、熱帯なのにティーブレイクする空気を読まない男なのですが
刑事としては、鋭い観察眼とそれをパズルのように組み立てる推理力で、難事件を次々と解決していきます。
実は無愛想な中にも 優しい面があるのですが、それを表に出す手段やタイミングが変、ズレている残念な人。
そうです、習慣を変えられず、なかなか環境に馴染めず、自分のやり方を通すところなど、
発達障害ASD(自閉スペクトラム症/旧アスペルガー)な人なのです。
ドラマではそのお堅い感じと、島のゆるいムードのズレが、なんとも面白く描かれており、
いつの間にか不器用なリチャードが好きになってたりします。
シーズン3,4
2代目に派遣されてきたグッドマンは、大柄で柔らかい印象の刑事。
赴任直後に奥さんに逃げられ、腰掛けた窓から転げ落ち、靴下の柄は左右違うし、更にポケットにも靴下が入っている、、と
実は、スーパーがつくほどのおっちょこちょいさんである事が徐々に明らかに。
しかし、事件になると、発想豊かで誰も思いつかないようなトリックを見事解いたりするグッドマン刑事。
全然偉ぶらず、とにかくマイルドで頼りないような感じだけれど、何か閃くと急に瞳がキラキラと輝き出し事件を解決に導く、極めてADHD(注意欠如・多動症)な人です。
ミステリー in パラダイスは、推理ものとしても評価が高いドラマです。
【The Tick/ティック~運命のスーパーヒーロー~ 】
スーパーヒーローが実在することが判明してから長いこと経った世界が舞台のヒーロードラマ。
見ての通り、ヒーローのコスチュームが超カッコ悪いのですが、強いのです。右の青いのがティック。
ヒーローになるかならないで悩む内気な会計士のアーサーが左、主人公です。
おかしなキャラがオンパレードなんですが、その中でも、ミステリアス&なんか愛らしいのが
ホームレスの「ケビン」。 彼はただ者ではなかった、、
自分の秘密の工房でなんでも作ってしまう(超ハイテク)、自閉傾向の発達障害者で
頭にはお手製のアルミホイルの猫耳(角?!)のヘルメットを被っています(シーズン1の9話をみてね)。
【シリコンバレー】

IT界に革命をもたらす?!アルゴリズムのシステム開発を巡って、
気弱なプログラマーのリチャードと、その仲間たち(皆変人でオタクで、愛らしい)が、
大手企業やベンチャーキャピタルと戦う(というか閃きで難問題をどうにかこうにかクリアしていく)様子が
シリコンバレーを舞台に進んでいきます。面白いです!!
リチャードは他人によく「あんたアスペでしょ」と言われています(米国風ジョーク?!) ^ ^
【MR. ROBOT / ミスター・ロボット 】
サイバーセキュリティ会社「オールセーフ」にてセキュリティ・エンジニアとして働いているエリオット。
人付き合いが苦手で、妄想(空想)ばかりしているエリオットはASDの要素が強い青年です。
高度なハッキング技術を持つ ハッカーとしての面も持ち合わせています。
ハッカーチーム「f・ソサエティ」のリーダーのMr.Robotなる人物との出会いから、彼の人生が変わっていく、、
映画の発達障害者
ドラマのキャラとしての立ちやすさから、特に、今の時代背景だとITや高IQの発達障害者をよく見かけます。
それはあくまでもドラマの中の話で、そうではない発達障害者が大多数なわけで、事実を元にした作品もここでご紹介しておきます。
映画「しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス」
実在した女性アーティストです。
絵が 可愛いし、夫婦の関係も見応えあるのではないでしょうか。
先が見えず不安な状態の日々ですが、ここを乗り切るのに
駆け足での ドラマ紹介、ぜひ暇つぶしにでも使ってもらえれば幸いです。