食事からの発達障害《ASD(自閉スペクトラム症/旧アスペルガー) ADHD(注意欠如・多動症)》へのアプローチ以外で、今回は体からを考えてみようと思います。
もし、ヨガや整体、気功などやっている方は、再確認の意味でも参考になるかもしれません。
「芋づる式に治そう! 発達凸凹の人が今日からできること」 著:栗本啓司 浅見淳子
栗本啓司と浅見淳子、の御二方の口語の対話式で内容が進むので、読みやすいのと、サイズが小さめなことで気軽にさらっと読めます。
発達障害者のカラダ
1年の四季を通してカラダは変化していく
そのことをベースに、各季節で取り組むことが順番に紹介されています。
全て繋がっているんだよ、ということでしょうか。
発達障害の人は、季節の変わり目と夏が苦手です。汗がかけなかったり、冬で固まったカラダを上手くほぐせないから。
カラダをゆるめましょう。
と、この本には書かれています。
では、どうやって緩めるのか、そのコツは?
発達障害者のカラダ
秋:夏でくたびれた腎臓の疲れをとる
冬:乾燥に気をつける、食事から水分をとる
春:カラダを弛める
各季節で行う動きや、やるべきことが載っており、どちらも簡単でお金もかかりません。
大人の発達障害の人は、何かしらカラダを動かすことは、習い事やルーティンで意識的にとりいれているのではないでしょうか。
この本の簡単な「動き」は、お母さんと子供 が一緒にやるのに最適なのではないかと思います。
自閉っ子、というワードが何度も出てきているので、発達障害のお子さんを持つ、お父さんお母さんにお勧めできる本です。
追記
「芋づる式に治そう! 発達凸凹の人が今日からできること(2015)」の前に出た本で、体の動かし方がより細かく載っています。