本とポッドキャスト
2022年 春ですね、今年は暖かい日が早くに訪れ桜がもう咲きそうな勢いです。
春が苦手な発達障害《ASD(自閉症スペクトラム/旧アスペルガー) ADHD(注意欠如・多動症)》グレーゾーン
花粉やコロナや、更にウクライナ情勢、昨日は東北で震度6の地震が襲い
心が疲れちゃいそうなところを、どうにかこうにか凌いでる状況です。
しのぎの一つに読書があります。
そこで、今回は本について書きたいと思います。
もし、本を読むのは苦手!!という方にも大丈夫、耳情報のポッドキャストニュースも入っていますので
時間潰しにでも読んでみてもらえれば嬉しいです。
ASDと読解力は死活問題
管理人きょまタローの傾向は
- ASD ≥ ADHD
- グレーゾーンで、ギリギリ社会生活を営んでいる
そして書評ブログも運営もしています。
なぜ本を読むのが好きなのかと考えてみるに、人付き合いをするとストレスが多い!!!
本はそれを回避できて、更に色々なことを学べるから性に合っているんではないかと思います。
「本から知識を得てアルゴリズムを自分で叩き出す」
というのが、今のところ一番フィットしている感じです。
子供の頃は読解力は低かった(沢山の字を読むとクラクラしました、その様子は⇓ )のですが
大人になるにつれそれがないと死活問題だと
深層心理で察知した結果、育まれたのだと思われます w
名作がよくわからない
好きなのは警察小説、推理小説、おじさんが右往左往しながら事件解決に奔走するのが好きです。
それは自分の中の内なるおじさんが共鳴しているのかと w
子供の頃や青春時代は時代劇、江戸時代の文化が好きでした。
どちらにしても女子力ゼロ、相当変わっていると自覚していたので人様に言ったことはありません。
きょまタローの嗜好はここまで!!にして、さて、本のお話に戻ります。
最近気がついたのですが、以前さわりだけ読んだけど、さっっっぱり意味がわからなかった本という類いがあります。
老人と海:ヘミングウェイ
金閣寺:三島由紀夫
名作と呼ばれる本です。ホントすみません m(__)m
暗喩や隠喩や陰に隠されたもの
三作品に言えることは、直接的に何も書いていない、ということ。
ASD(自閉スペクトラム症/旧アスペルガー)はそれを理解できないという事実、
ただただあったことがつらつらと綴られていく、これらの文化度の高い作品を読んでも
「だからなんなんだーーーー」と、意味が全然分かりませんでした。
ですが、なんとなく違和感が残ったのは覚えているのです。
自身が尊敬する人が「いい」と言っているのだから、きっと何か意味があるはず。
まだ自分は感性的に子供なのかもしれない、と。
アラフィフになった今
ブログでも何度となく紹介している
”『ジェーン・スーと堀井美香の「OVER THE SUN」』 TBSラジオ”
Ep.70を聞いていて、パーソナリティ堀井美香さんが放った言葉がズギューーンときました。
「みんな ”老人と海”を読んでっっ!!!!」
その時、ピンときました。
アラフィフになった今、全てがわかるんです
もう題名だけでわかっちゃう
なんなら『ろうじ・・・』までで理解できるかも w
もう、読みますよ、夫の本が本棚にあったはず。
ASD ADHD が年齢を重ねるのは悪くない
歳をとるのは悲しいことと言った風潮ではありますが
ASD ADHD にとってはそうでもないかもしれないです。
経験値で大人としての成熟度を上げるしかないこのタイプにとって
若い頃は苦々しい思い出が多いかと思いますが
生きる年数を重ねることで、アルゴリズムが「増える」ふえるんです。
堀井さんが大雑把に「老人と海」のあらすじを語っていましたが
聞いているだけで、また、目から水が溢れ落ちる始末。
でも、それは悲しい涙ではなく、泣き笑いも含んでいました。
経験を積んでこそわかる醍醐味というものがあり、
おばさんおじさんにしかない感性と、
発達障害グレーゾーンが混じり合った結果のキセキ
今回はそのコラボといったことでしょうか(格好良く言い過ぎでしたらスミマセン)
やっぱり本は”一生の友”かもしれません。