「ねこは みんなアスペルガー症候群」で泣いちゃう理由のASD ADHD

ねこは みんな アスペルガー症候群2016/11/25キャシー・フープマン著,牧野恵翻訳

発達障害ASD(自閉症スペクトラム/旧アスペルガー) ADHD(注意欠如・多動症)》グレーゾーン管理人きょまタロー

自分を発達障害かもと認識してからその対策に奔走していましたが、

現在一回りして別の境地に進みつつあるのを感じています(といってもそんな偉そうなもんじゃないです) w

それはアラフィフで、もう数年後にはアラシックス(古い言い回しかも)が見え始め

人の性質性分にカテゴライズ自体が無意味に思えてきつつある年齢だからかもしれません。

最近考えるのは、広い視野をもちたいなぁ ということ。

更年期真っ只中らしい!? 複雑な心を抱えた年代ではありますが、

寛容な心、に憧れる次第です。

猫と発達障害グレーゾーンの生活

発達障害者と猫と犬の暮らし

2019年9月17日

「ねこは みんなアスペルガー症候群」とは

50代女性で、発達障害グレーゾーン のきょまタローの傾向

  1. ASD ≧  ADHD
  2. グレーゾーンで、ギリギリ社会生活を営んでいる

 *個々違う特性があると思うので、あくまでも参考として読んでください。

 
最近、心揺さぶられたを紹介させてもらいます。

ASD(自閉スペクトラム症)の人なら一度は目にしたかもしれない

「ねこは みんなアスペルガー症候群」 キャシー・フープマン:著 スペクトラム出版社 

人間関係のカオスの日本かな

自分が発達障害《ASD(自閉症スペクトラム/旧アスペルガー) ADHD(注意欠如・多動症)》グレーゾーンを認識したのが40代、

それから10年弱、その実態を理解するのにを読んだり、他者ブログを拝見させてもらったりしていました。

ハック本で、ASDはこうした傾向があるから社会に出た際はこうした方がいい、とか

ADHDは薬で大分に解消されるなど理解を深めて言った先にあったのは

今現在の日本では、定型の人でも全然こなせないような人間関係のカオスを受け入れなければ

生活や収入が安定しない

ということでした。

ごめんなさい…

ASD強めのきょまタローは、言語化するとすごく強い言葉で書いてしまう傾向がありますので

そこら辺は差し位引いて受け止めて下さいますようお願いします (>人<;)


新たなストレスとは

大人になることは、世の中の自分の立ち位置を客観的に理解し、

それに迎合することなのかなと、仕事を通じて感じていました。

が、時々定型の人の悩みにリンクするようになり始めてから新たなストレスがかかってくるように。

日々がしんどい、どうやってやり過ごせばいいのか分からないとグチをこぼしがちになりました。

なんでこんなに焦っているのだろう?

仕事も生活も、まぁまぁ順調なのでは(一般的な評価として)???

何がそんなに気に入ら何のだろうと悶々としていたわけです。
 



ねこはみんなアスペルガー症候群 なのか?!

ねこ大好きなきょまタローは、ずっと追ってきた本があり、

それが「ねこは みんなアスペルガー症候群」という本。

きっとアスペルガーなんだろうな自分は、、、と思いつつ

が自分に関係するなんて、とにかく読んでみたいなぁ、と思いつつ

この本の出版は古く市場で見かけないし、相場が高いんだよなということで、

なかなか手を出せないでいました。(ASDはケチです w)

が、しつこいくらいに気になっちゃうASDとしては、とうとう今年2023年メルカリで手に入れることとなりました。

しかーーーし

届く頃にはADHDの性分が増幅し、斜め読みして引き出しに in して終了。

注文時が最骨頂に盛り上がった結果となりました。W

にゃんハラと発達障害グレーゾーン

猫ハラスメントとコロナと発達障害グレーゾーン

2020年4月30日

アスペルガーの嫁

しばらくMY引き出しに入れておきましたが「スペースをとるなぁと思い」(なんだそれ)

夫婦共有の本棚、猫の写真集などが置いてある所にそっと紛れ込ませておきました。

が、定型の人の察知能力を侮るなかれ、私は分かっていませんでした。

数日後には夫(読書好き)が読んだらしく、いきなり「あの本はなんで買ったの?」と。

その時きょまタローは、天気体調万全だったため素直に答えました。

「私は多分アスペルガーだからだよ」

「それ系の本は辛い内容ばかりだけど、可愛いくてファンが多い猫に例えているなんて、救いじゃない?」



理解者が欲しいASDの女性

それまで、いまいち発達障害、特にASDに関して感覚的には分からなかったと思われる伴侶が

それ以降、急激に理解を深めた様子なのが伝わってきました。

きょまタローはその時

と心底思いました。

わたしは、たった一人でも理解者が欲しかったんだなぁと。

20代までは、無条件に“母親”という存在が自分支えてくれ、全肯定で生きていましたが

悲しいかな母は20代半ばで亡くなり、その頃からきょまタローは社会と迎合が全く出来なくなりました。

その後は母親の代わりになってくれそうな、懐深い友人パートナーを探し求め

右往左往してきましたが当然そんな都合のいい人はいませんし、

何より依存関係は健全ではありません。

猫とASD ADHD

超客観視で見れば、50代中年女性、他者を盛り上げるべき立場、

責任も出てきて、誰かに頼るよりは頼られてアドバイスするべき年代のきょまタロー

そんな時にこちらのを読んで

懐かしさにしたり、基本に立ち返ったりしている次第です。

しっかし、、

ネコは面倒臭いところもあるけれど、圧倒的に可愛い存在

お世話する幸せを教えてもらって、ありがとう。

生かし生かされているのを感じさせてくれる孤高の存在でもあります

「ねこは みんなアスペルガー症候群」 キャシー・フープマン著
p12
・・・・・ペットのそばがいい。

p18
でも、他の人には困ることが 平気だったりします。

p30〜33
その世界では・・・・ 小さなことに 何時間も夢中になったり

同じことを 何度も、何度でも できるのです。

あきもせずに・・・・・・

p43〜45
アスペルガーの子は、いろいろな面で 他の子どもたちよりも ずっと進んだ考え方をします。

だから 思いもよらないところに 答えを見つけたり

画期的な方法をあみだすのです。

p59〜61
でも 大きくなるにつれ、自分はみんなとは違う と感じて・・・・・・

・・・・・まるで 別の星にいるみたいだと 思うのです。

・・・・・まったく分からない世界をのぞいている よそもののような気持ち。

引用:「ねこは みんなアスペルガー症候群」キャシー・フープマン 著