読書のあき、食欲の秋
気がついたら11月です。秋です。
食べ物やお酒がとてもおいしくなる季節で、夕飯準備がいい香り。
夕暮れ時、クリームシチューや煮物の香りがたまりませんね。
そんな中、コロナも本格的に終末感があり、日常がどんどん元に戻っている気がする
発達障害《ASD(自閉症スペクトラム/旧アスペルガー) ADHD(注意欠如・多動症)》グレーゾーンの管理人きょまタローです。
これから経済活動や仕事が対面に戻っていくんだろうと、
若干人付き合いが下手なきょまはビクビクしております。
そこで、女性関係、女友達、女同士の付き合いを少しでも円滑に行えるように読んだ本
女女問題のトリセツ(じょじょ問題のトリセツ) :著 黒川 伊保子 SB新書 SBクリエイティブ
脳科学研究者”黒川 伊保子”さん視点からのアプローチです。
ASDと女友達
運営者きょまタローの傾向は
- ASD ≧ ADHD
- グレーゾーンで、ギリギリ社会生活を営んでいる
*個々違う特性があると思うので、あくまでも参考として読んでくださいね。
ASD(自閉スペクトラム症/アスペルガー)はまず女性同士の会話が苦手です。
なぜかというと、二重三重にオブラートに包まれた会話に、ついていけないからです。
たまに、率直な物言いの人(空気読めない、イノセント、理系女子)がいると、心底ホッとして
会話の奥の意味合いを深掘りせずに、素直に会話を楽しめますが、それは極たまにのことです。
日本の女性はおそらく世界一、いろんなことに配慮し、絶対に自分が割りを食わないような言動をする
超ハイスペック女子だと思われます。
ただ、その高機能を身の回りの事のみに使用しているので
会社の同期や先輩後輩への牽制として、ママ友活動、など小さなコミユニティ、
同じグループ内でのみ発揮されるのが特徴だと、きょまタローは見ています。
女性の関係性は共感が大事
きょまタローは長年同性の友達を追い求めて生きてきました。
ですが、大体の場合、勝手にきょまが大打撃を受けて終わる、、という感じです。
リスクの大きい関係性に、ついにアラフィフを迎えて悟ったのは
”知り合いとして、ウィンウィンに生きていければいい”ということ。
もし、今現在人間関係悩んでいるASD女子がいたとしたら、
「一人友達がいれば超ラッキーだよ」と伝えたいです。
いなくて当然、だってASDは共感性が低いのだもの、、、そう考えると楽になりますよ。
女が女にイラつく原因とは
今回の紹介本 ”女女問題のトリセツ” :著 黒川 伊保子 SB新書 SBクリエイティブ の内容
女が女にイラつく原因とその対処法を教えます。
女子の人間関係を脳科学で解明!「脳科学」×「女子の人間関係」をテーマに、「トリセツ」シリーズでおなじみの著者が実践的アドバイスをする一冊
動物界最長の子育て期間を余儀なくされる人類の女性たちには、「わかる、わかる」で繋がって互いを守り合おうとする本能がある。
そんな中、一人勝ちする美人も、価値観の違う相手も危険なので、脳に赤信号が灯る。それが「イラつく」の正体だ。
いわば女性脳が健全な証拠。女の友情は、ちくりと痛いのが当たり前なのである。その「イラつく」をうまく飼い慣らして、女の友情を全うするためのトリセツ。全女性必読の書。
はじめに ~女とは、生殖本能に友情を引き裂かれる生き物である
第1章 女性脳の秘密
第2章 なぜあの女にイラつくのか ~イラつきの正体
第3章 「イラつく女」のトリセツ
その1 自分よりも美しい相手にイラつく
その2 自分よりも劣っている相手にイラつく
その3 なにかとマウントしてくる相手にイラつく
その4 感謝しない相手にイラつく
その5 価値観の違う相手にイラつく
その6 使えない相手にイラつく
その7 愚痴を繰り返す相手にイラつく
ここまでなぞるだけでも頭がクラクラしますね w
たぶん、いや結構な確率でイラつかれている側な気がしますから Ww
女性の何げない会話を、額面通りに受け取っていいのは男性のみ。
同性の場合、ヒエラルキーの最下層に行くことになりかねません。
煮詰めていうと「そのままだと、なめられまくっちゃうよ!!」ということ。
脳の横方向と縦方向
きょまタローはアラフィフ、ASD、創造性のお仕事をしている身、
だのでこの一節が心に響きました。
それにね、人は「ひとり」にならないと「自分だけのことば」は降りてこない。
物理的にひとりになるだけじゃだめだ。SNSから離れ、人の思惑から離れる時間がないと、脳が世界観をつくれないわけである。
人の思惑を探る瞬間、脳では、横方向の電気信号が流れる。世界観を作るには、縦方向の信号を使う必要があり、そのためには、ひとりでぼんやりしたり、何かに没頭したりする時間が不可欠なのだ。
人の思惑に巻き込まれて、寝るまでモヤモヤしたり、イライラしているなんて、人生の無駄遣い。思い切って、ひとりにならないと。引用: 「女女問題のトリセツ」p186
要約すると、ASDとして、空気読めないなどの部分をカバーするのも大事だけど、それ以上に自分の良いところを伸ばしていけば、
意外と周りは受け入れてくれ、その分の代価報酬が入ってくるよ、ということ。
才能を伸ばすのがASDの生きる道ではないかと思います。
ADHDの女同士の関係
ADHD(注意欠如・多動症)の人はある程度女性同士の牽制には慣れていて、高スペックを備えています。
むしろ、脳内での理解力は高く、相手の考えていることを手玉に取ることも可能。
また、つけ入れるような相手と見極めると、とことんその人に依存、もしくは詰めていく
冷酷なる部分も備えています(ASDから見るとある種リスペクトですが)。
ただ、集中が切れた時、面倒臭くなって手を抜いた時、他に気を取られた際に
相手に10倍返しをされてしまう傾向があるかなと思います。
日頃から謙虚に相手を立てるツール(武装)を身につけるのが、お勧めです。
女性の会話の難易度
ASD ADHD 発達障害の特徴として、人間関係が円滑ではなく、その為に日常生活に支障をきたす
というのが挙げられますが、更に踏み込んで、更年期障害の年代である著者が、
ある程度赤裸々に解説したこの本は、一読の価値があると思いますよ!!
しかし、女性の会話の難易度を全て曝け出しているわけではないとも思われます。
ある程度各方面に配慮して書かれていると思うので、その分は足し算引き算をして読んで下さいね(特にASD) w