ゴールデンウィークが迫った月末です。
仕事納めに向け、街も人もザワザワ華やいでいますね。
発達障害グレーゾーン ASD(自閉症スペクトラム/旧アスペルガー) ADHD(注意欠如・多動症)の
サイト運営者きょまタローです。
この春、大好きだった午後のお供のラジオ「たまむすび」が終わりまして
他のツールやコンテンツを聴いたりし始めました。
その中で、なんだか勉強になるなぁ、と感じたポッドキャスト番組を紹介したいと思います。
TBS RADIOTBSラジオ『ジェーン・スーと桜林直子の「となりの雑談」Ep.15 “人生の二段階右折”」』
ポッドキャスト初体験の方
Podcast(ポッドキャスト)をよく知らない人は、民放ではないインターネット放送コンテンツで
配信者のコアな本音の部分が聴けちゃうツールだと思って下さい。
アプリをインストールすれば、簡単に聴けます!
ポッドキャストで聴ける番組
これまでも、ジェーンスーさんのラジオ番組を、度々お勧めしてきました。
↑ リベラル(自由)でな スーさん の意見は、凸凹な考えに陥りがちで
社会性低めの発達障害 ASD(自閉スペクトラム症/旧アスペルガー) ADHD(注意欠如・多動症)、及びグレーゾーンには
この世界で生きていくためにも大事な参考書になる、と思っています。
今回は、明るく楽しげなスーさんと堀井美香さんの「OVER THE SUN」とはちょっとニュアンスの違う番組内容です。
しっぽりと語らうおばさんたち
「となりの雑談」は、雑談のプロである桜林直子さんが
単純明快とは真逆の、人の心理(真理)のようなものに
触れたり触れなかったりしつつ、スーさんと雑多な話題を繰り広げていく番組です。
1回30分前後で短めですので、聴き入りやすいかもしれません。
とはいえ、桜林直子さんの考えは、自分の心理・思考に1層しか膜がないようなASD多めの管理人きょまタローからすると
複雑怪奇でありまして、2、3回聞き直すこともざらだったりします w
きょまタローの傾向は
- ASD ≧ ADHD
- グレーゾーンで、ギリギリ社会生活を営んでいる
*個々違う特性があると思うので、あくまでも参考として読んでください。
雑談家、桜林直子さんとは
スーさんが配信を新たに始める相手となれば、相当な人生経験のあるお方、
もしくは、感性が鋭い今を満喫しているエネルギッシュな女性なのではないかと番組が始まる前は思っていました。
実際スタートして耳にした桜林直子さんのお声は、落ち着いたテンポとトーンの語り口で
言葉は多くないのに芯を食った表現をする方でした。
桜林 直子(サクちゃん)
クッキー屋 SAC about cookies 経営 http://sac-about-cookies.com /マンツーマン雑談「サクちゃん聞いて」/著書「世界は夢組と叶え組でできている」「そもそも交換日記」/
引用 note:https://note.com/sac_ring/
1978年生まれ 東京都出身。2002年に結婚、出産をし、ほとなく離婚してシングルマザーになる。洋菓子業界で12年の会社員を経て2011年に独立し「SAC about cookies」を開店する。現在は自店の運営のほか、店舗や企業のアドバイザーなども行なっている。noteにて「シングルマザーのクッキー屋の話」などを投稿している。娘のあーちん(現在15歳)は、2012年(9歳)より「ほぼ日刊イトイ新聞」てマンガ、イラストで連載中。
引用 GIRLFRIEND:https://sheishere.jp/girlfriend/naokosakurabayashi/
言葉沢山の表現をされないので、
発達障害グレーゾーン ASD(自閉症スペクトラム/旧アスペルガー) ≥ ADHD(注意欠如・多動症)
の、きょまタローは初視聴では全然内容を理解できませんでした。
サクちゃんとは
サクちゃん(あえてこう呼ばせていただきます)は、親御さんや兄弟構成などから
よく言われるスクスクと育つ家庭環境下ではない状況で、成長されたということ。
自分の言動全てが、その後の事象に関係してくると若くして悟っておられ、
陽ではない世界で生きている、そしてその状況を否定も肯定もしない、
したところで、選択肢が子供にはないと分かっていたそうです。
ここまで文言化しただけでも、朴念仁で一方通行の脳シプナスしか持たないASDとしましては、驚愕の事実でした。
HSPとは微妙に違う心理
思ったことがそのまま口から、もしくは言わなくても態度に明白に出てしまいがちな発達障害の特性。
それに対して、サクちゃんは自分の内部から生まれた意思をまず一旦横に置きます。
相手の特性を判断した上でどう伝えるか考え、更にはどう受け止める可能性があるかを何パターンも想定しつつ
結果を冷静に判断し、次に備えるわけです。
常に客観性を保ち、いじけたり妬んだりすることなく、精度を上げる事で自分を守る。
な、なんて前衛的な攻めでしょう w (能動的な守りとでも言いましょうか)
でも、でも、
よーく考えると、大人になってからのきよまタローと共通する部分が見えてきます。
過剰適応というのが最近よく聞かれます。
一見するとサクちゃんもその傾向か?と思いがちですが
決定的に違うのは、詰めて詰めて最終的に自分の考えを導き出して、肯定している点かなと思います。
シングルマザーで起業し、現在の文筆や雑談活動などこなすメンタリティの厚みよ、、
これまで妥協せず大事なものを考えに考え抜いて生きてきた証なのでしょう。
二重三重どころではない真相真理
きょまタローは、人との会話の中で常にアルゴリズムを出そうとしています。
それは、相手が何を言っているのかわからないことが、いまだに多くあるからです。
その点で悪戦苦闘している最中なので
成熟した大人代表としてのサクちゃんの、人の深層心理の解説が大変ありがたく、勉強になっています。
桜林 直子 (著)世界は夢組と叶え組でできている Kindle版