発達障害《ASD(自閉症スペクトラム/旧アスペルガー) ADHD(注意欠如・多動症)》およびグレーゾーンと、脳・腸の関係は既に証明されています。
そして脳や腸は自律神経と結びつきが強い、更にこちらの本
発達障害にクスリはいらない (子どもの脳と体を守る食事) 内山葉子:著,国光美佳:著 マキノ出版
では、栄養を消化するに当たって、発達障害者は栄養を定型の人のようにとれていないことで障害を引き起こしている
そのことを医学と科学的に優しく解説しています。
子供の発達障害と味覚
詳しくは語弊がないよう、本を読まれるのがいいと思います。
運営者 きょまタロー は小さな頃から腸が弱く、偏食で、炭水化物のみ食べて生きていました。
虚弱体質傾向で、体力がなく、ガリガリのやせっぽち。
食べ物に関しては舌触りや異物感、味は野菜のエグミや肉の臭さなどを敏感に感じ取る
「味覚過敏」 だったのだと思います。
給食はほとんどのものが食べられず残していました。
こちらの本を読むと、子供の発達障害に顕著に見られる傾向です。
両親は偏食な私にも、特に何も強要することはなく、食べるプレッシャー自体はなかったのですが
「偏食な子はわがまま」いうのが社会の共通認識だった時代なので、なんとなくまずいな、、と焦りはありました。
消化しやすいものを消化しやすい形でとる
この本で、大人の発達障害でも十分役立つこととして、症状を改善するメソッドとして提案されている
「消化しやすいものを消化しやすい形でとる」
「場合によってはサプリの助けを借りる」
などは参考になります。
発達障害グレーゾーン ASD ≥ ADHDである きょまタロー は、
ASDの7割に偏食傾向があるが、炎症や代謝を阻害する要因を減らすことで
食べられるものは広がる、という本の内容には超納得です。
発達障害とメチレーション回路
消化吸収がメチレーション回路の不確定な動きで、きちんとなされない発達障害者が、気をつけるべきことは、
リーキーガット症候群や、腸の炎症、合っていない食べ物の摂取、栄養を吸収しやすい食べ物の組み合わせ、食事の改善です。
心身ともに健やかになりたいものです。
きょまタローは、薬は極力飲みません。一時的に症状が良くなったように感じても、
必ず腸内環境の悪化や、2次的な副作用をこれまで沢山の経験してきたからです。
ASD の食事改善
専門家ではないので、経験上の話になりますが(発達障害は各々症状が違うので、あくまで経験談として読んで下さい)
ASD(自閉スペクトラム症/旧アスペルガー) はとにかく偏食が改善するよう、
まず自分が食べると調子が悪くなる食物を見つけましょう。
きょまタロー は、牛乳、果物(果糖)、一般的には体に良いとされるこの2つが、だるくなったりお腹を壊します。
トマトやパイナップルは口がイガイガするし、塩辛いものを食べるとすぐに唇の端が切れます。
美味しいと感じている上記の食べ物ですが、体が拒否しているわけです。
これらを食べなくなっただけで、だるさや眠さ、アトピーは大きく改善しました。
ADHD の食事改善
ADHD(注意欠如・多動症)》 は、血糖値の乱れ、激しい上昇と下降が気分にムラを起こしているので
甘いものを控える・空腹時に食べない、食生活を和食で3食整えるだけで、大分変わってくると思います。
きょまは食べる順番は、タンパク質や野菜 → 炭水化物 を絶対に崩さないようにしています。
以前には頻繁に感じていた、強烈な空腹感、食後に凄まじく眠くなる、集中が急に切れる、といった極端なことが減りました。
発達障害にクスリはいらない の内容
「発達障害にクスリはいらない (子どもの脳と体を守る食事)」は著者が女性です。
男性医師では気がつかない、女性ならではの気づきや、心配りなどがあるので
お子さんのいる方以外の大人の発達障害でも、一読の価値があるのではないかと思います。
発達障害改善方法と理由、お子さんの症例と改善例、食事のレシピ、などが掲載されています。